剣山観気会

 

 

2002年9月21日  四国の剣山へ


気功師さんの観気会ということで、剣山です。なぜ剣山かというととっても長い話になるので省略。簡単に言うと、剣が埋まってるという話から、剣がどうしても欲しいという気楽士さんの要望(わがままともいう)により実現した旅です。


関東からは前夜から旅立つ車組とラクチン派の飛行機組に分かれてしまいましたが、集合は神戸三宮に13時。そこからレンタカー(セレナ)とSUKUNEさんの車と合わせて合計二台の車で淡路島を経由して剣山へ。


ナビがあるはずなのにいたるところで道を間違える気功師さん・・・


確かに、神戸から淡路島に行く道がとっても難解。ぐるぐるぐるまわって「ここはどこ?私は誰?」って状態になってしまうほどのわかりにくさ。誰が作ったんや?責任者出て来い!と誰かが叫んでたかもしれません。


といいつつも、簡単な道でも間違えてたしなあ・・・そうそう、四国に入った高速の出口で出ないといけないのにひとりかっ飛ばして違う道を突き進んだり・・・教訓:気功師さんを先に行かすのは危険度100%。


淡路島のSAで休憩。なぜか犬だらけのサービスエリア。ドッグショーでもあったのかと思わせるほどいろんな犬がいます、なんでだろう?そんな犬たちを尻目に、みえないお姫様を手探りで探す怪しい気楽士さんと道人さん。


剣山へ続く細い山道をえんえんと車で進んでいくんですが、この道がとってもおかしい。いたるところで、妖気爆発・・じゃなくって陽気発生。つまり体の中に突然熱い塊が発生するのです。暑いったらありゃしません。発生するたびに奇声を発する運転手・・・って私だ、それ。その熱さのとばっちりを受ける同乗者たち。瀧さんの体温爆発で気楽士さんがとばっちりを受けてるつらさがちょっとだけわかったような気がします。このとき気楽士さんは陽気発生だけではなく、いろいろ捉まれたりもしてたらしい。


しかしまるで地雷原ですな(^^;)。この地雷をジグザグ走行で避けていたのは気功師さん。最初はなんで前の車はあんなに蛇行するんだろうと思ってたんですよ、ひょっとして酔ってるの?とかってね。そしたらあとで休憩に止まった時に、「おまえら、なんであんな気持悪いもんを踏んでくるんだ?」・・・(^^;) 見えません感じませんてば。 そういうことは、走る前に教えて欲しかった・・・


今日の宿の民宿「つるぎ」で食事の後、すぐそばの登山口になる神社へ。石段登っていくと突然重くなる体重・・・ま・まさか!


 食いすぎ?


この石段がつらい人は、明日の登山も試練だそうな・・・え〜〜、まじっすか?


朝飯抜こうかな? って、そういう問題じゃないか。なんだか一人だけ身軽な気楽士さん。いつもだと真っ先に躓いたり重くなったりする気楽士さんが、「わたし平気。」とるんるんうれしそう。招待客は(試練は)免除とか言う話はマジだったのか・・・・聞いてないよぉ〜〜。。。うーーむ、差別反対。


気功師さんでさえ前回来てるはずなのに、歩き方がすっごく変ですよ、よたってます。わははは、レイファンさんもだ。


深夜のお試しも済んで、さあ風呂だ。が小さい風呂なので順番です。当然じゃんけんです。負け組みの気楽士さんが入ってると、途中からお湯が出なくなってとうとう水風呂になっちゃったらしい・・・かわいそう。これが試練でしょう。(キッパリ)


気功師さんの秘密兵器も本邦初公開。

 

 

2002年9月22日  剣山(つるぎざんとにごるそうな)


朝は霧雨。みんな用意した雨具を着て登ります。きっとこの雨具がおもかったのでしょう、何人かの歩みののろいことのろいこと!まるで誰かさんののろいのようです。なぜか気楽士さんは飛ぶような軽さでひとりさっさと登って行きます・・・なぜだぁぁぁぁ?


あんたには悪縁ってものがないの?


実は山頂近くの大剣神社でわかったことなんですが、ここは現世の悪縁しがらみを引きずって登り、この神社ではそのすべての悪縁を切り捨て新しい良縁を授けてくださるのです。つまり、登るのがつらい人ほど悪縁バリバリ!・・・・・ってことはあの人とあの人と・・・か・数え切れん(;;^◇^;;)


昨年登って切ってしまったはずの気功師さん、なぜか誰よりものろくつらそうです。一年間でまた溜まってしまったのでしょうか?恐いですねえ。


途中にあるキャンプ場みたいな場所、ふらふらと引かれるように行って見ると、気のいい場所でした。いい気の場所となると黙っていない気楽士さん、さっそく大の字になったり呪文唱えたりと大忙しです。怪しいです。行き倒れもかくありなんって感じです。他人のふりをしたい某SUKUNEさんはさっさと消えていましたがそれが正解。登山道を行き交う人々はみな怪しそうに見ていきます。手を振っても皆視線をはずしてさっさと行ってしまいます。シャッターチャンスなのにぃ〜。わはは。


そんなこんなで、やっと山頂に到着。なぜ2時間半もかかる??ちょうど正午になるように調整したんだそうな・・・誰が?・・・


とにかく正午が一番いいらしいのでこれから登る人は参考にしてください。
山頂到着時は霧で視界は効かない上に強風で立ってるのもやっとでした、、、(風にあおられる気楽士さん) が、正午丁度にはなぜか晴れ間も出てきてしまいます。


山頂で串刺しにされる人はいるわ、古剣神社不動明王に串刺しされる人はいるわ(気楽士さんは山頂で串刺しにされなかったのがすごい心残りだったので、その後の行者コースの神社ごとに剣をおねだりしてたそうな、そしてとうとう不動明王様の像に・・・)で、そりゃもう大騒ぎ。行場コースは気楽士さんにとって必須コースだったようです。渋ってた割に一番軽快に動いてたものねえ。さすがは招待客。


しかし、この行場コース、高所恐怖症にとっては地獄もかくありなんてなもんです。なんで岩をくり貫いて道にするかなあ・・・くり貫くより道作った方が早くないのか?責任者出て来い! しかも細く、降りるのは鎖の輪をぶら下げてあるのを伝って降りるしかないと言うところ。気功師さんはぜったい通れません!! ・・・さらにその先では道がなくなってるし・・・あらら、崖崩れ(;;^◇^;;)・・・


行場コースには10のチェックポイントがあるんですが結局7箇所で引き揚げ、やっと下山道へ。さすがの気楽士さんもとうとうへばって座り込んでました。疲れてないけど憑かれていたのかも知れません。ようやく下山とほっとしたのもつかの間、さいごの難敵がいるなんて・・・聞いてないよ。


 下りのリフトです


リフトって登るときに乗る物で降りるとき乗ったら下が丸見えじゃないですか(ーー;)なんで乗るのよ〜という魂の叫びを無視して皆は乗る・・・ 歩いた方が体にいいですよ ・・・・ 


ま・たしかに・・景色は・・・いいけどね・・・・


今夜はふもとの温泉宿でゆっくり。風呂でゆったりしてたとき、山の稜線付近に月がかかってていい眺めでしたが、流れる雲が月を避けて動いてるようなのです・・・と、気楽士さんがしきりにj強調してます。たぶん老眼のせいでしょう。と、ほっときました。わはは。この付近は、山に囲まれてるので日の入り早く日の出は遅いようです。一日が短くていいかも。川がすぐそばなのでみんなで夜の散策。


 


2002年9月23日
  

 

 

いい天気です。帰りの淡路島の道の駅で一休みしたとき、鳴門のを見に行きました。ところが気楽士さんはそんなものにはまったく興味がない様で、まったく無視・・・怪しいものしか受け付けない体なのでしょう。かわいそうですね。(笑)


案内板に書いてあったことには、渦は春が最強らしいです。