巫女さん尽くしの塩竈神社

 

 仙台にて。二時過ぎに予定が終わったので塩竈でも行ってみようと仙石線に向かうとあと2−3分で電車が出るとアナウンス。ありゃ?仙石線のホームはどこかいな?と探すと一番遠くのホームらしい・・・急げばぎりぎり乗れるかな、と急ぎ足で行ったんですが、なんと仙石線のホームはさらにエスカレーターで降りた先の先・・・

 エスカレーターのてっぺんで発車のベルがなります。う〜む、待たされたのかな。次の電車は塩竈まで行かないので2本後の電車は20分後。。。の電車はがっこ帰りの女子高生がいっぱいでした。いや、関係ないですが。

 本塩釜の駅に降り、塩竈神社に向かいます。ごっつ寒いです。表参道に着く頃に、いままで雲に隠れてた太陽が顔を出し、「お、少しは暖かくなるかな?」とお空を見上げれば、「?」 目の錯覚でしょうか、白いものが舞ってます(^_^;) 桜の散る季節じゃないしなあ・・・ 最近TVで見た、飛蚊症の悪化か?  って、ひとりでボケてもだれもつっこんでくれないのはさびしい。 

 というわけで、です。さすが東北宮城県。でもお空の2/3以上は晴れてるんですよ。どっから降って来るの?
そういえば晴れてるのに雪が降ってくるってのは前に晴明神社でもあったなあ。

 表参道からの階段はとっても急です。しかもなんだって神社の石段てのは水平でないのが多いんでしょう・・・
あぶないったらありゃしません。そしたら階段上がりきったところにいた人たちが、「この階段をおみこしが一気に上がるんだけど、けが人もたくさん出るんだ。」とか言ってます。さもありなん。

 境内には参拝者は一人もみあたりません。では参拝しましょうと、鈴に手をかけようとした其の瞬間、突然お神楽が鳴り響き始めました。「わわわわ、なにごと?」。 と、拝殿内で巫女さんの二人舞が始まります。「????」と思ってるうちに、別宮では太鼓の音が鳴り響き祈祷もはじまったようです。ひょっとしてラッキー?そのまま舞が終わるまでぼーっと眺めてました。なんだか神様に好みがばればれな気もしますが、ま、いっか。

 このあと摂社までひととおり参拝して、狛犬さんの写真も撮ったしさあ帰ろうかと東門に差し掛かった瞬間、うしろでざわめきが・・・?何事?と思って振り向くと、「うおっ?」 巫女さんの大群がわらわらと拝殿から社務所に向かって走ってます。2−30人はくだりません。え?お見送り?・・・・・・・んなわけないか。

 でも神社ってこんなにたくさんの巫女さんがいつもいるんですか?

 あっけに取られてるうちに巫女さんいなくなってしまいましたが、ありがたいこってす。ここの神様、しゃれのわかる神様のようではありませぬか。とってもいいとこでした。寒かったけど。