甲府、乙女鉱山 水晶探し



2002年8月15日  甲府の石屋さんへ


行くんだけど、お盆真っ只中というのに高速混んでます、渋滞です。甲府に着いたの二時過ぎで、今から鉱山行っても真っ暗になっちゃうよというので乙女は明日、今日はゆっくり石選び&温泉。

石屋のおじさん、どっかで見たなあと考えてたら思い出した、新宿ショーでラブラドライトの10cm玉を買った所じゃないか。あのときはまけてもらってありがとう。

見てるとどんどん欲しいものが増えてくるので難儀ですが、絞りに絞って(この先懐寂しくなる予定ばっかだしね)、シトリンのピラミッドと糸魚川の翡翠のペンダントヘッド(単に穴があけてあるだけだけど)を購入。マダガスカルのマッタリしたスターローズのサイズ違いの玉三つ、ずっと見ていたいので、買わずにQACの仕入れに入れときました、わはは。いや、これはマジにいいですよ。スターはくっきり、3Dのように浮かび上がってるし、玉自体の色が深くてクラックがほとんどない極上だま

だったのに、仕入れリストから無残にもはずされちゃったらしい。絶対売れるのに・・・やっぱし私が買うか・・・


2002年8月16日  乙女へ


石のことになるとみんな早起きも厭いません。7時に食事、7時半集合して8時には出発です。ひとり、食事に誘ってくれるのを待ってたけど来なかったとぷりぷりしてる人がいたようないなかったような。一人部屋に押し込まれた不運でしょうか。

乙女まで一時間半くらい。山の中の細い道を走ってるとき、ふと運転席の計器に目をやると・・・ガソリン空じゃん(^^;)

うーーむ、この先にスタンドあるんだろうか?さすがに、じもってぃだし大丈夫だよなあとか思いながら結局そのまま目的地に到着。。。この時にはすでにえんぷてぃマークは点灯中。帰りは下りを惰性走行かも。

山道の入り口には通行止めの柵が置いてありました。どかして入っていくことはできるみたいですが(実際奥には何台ものRV車が入っていました)見つかるとまずいので徒歩です。というわけで約40分くらい歩きました。下りだったので気楽に蝶と戯れたりしてます、でも帰りは登りなんだよねえ・・・

目指した所は崖に近いような傾斜道とか岩場とかあって登山用の装備があったほうがいいような所なんです、なのに、電話で軽装でもいいとか言われたNさんはサンダルです。歩きにくそうです。見かねた案内人のおじさん、長靴出してくれました。さっそく履き替える直子さん。しかし、いくら軽装と言われてもサンダルはないと思うのですが・・・さすがです。(何が?)

アーチ状にくり貫かれた採掘跡。点在する穴、穴、穴。水晶のかけらが足元に絨毯のように散在してます。裸足で踏んだら血が出るでしょうか?

沢の上流にはクラスターのごろごろしてるとこがあるんだけど、そんな靴じゃいけやしないなあって、、、長靴いるって一言も言っていないおじさん。おいおい。いける範囲の所でもそのへんの剥き出しの岩盤に水晶脈とか「がま」があるのは感激です。でも、のみととんかち程度だと採掘無理ですねえ。根元だけ残ってるのとか結構ありました。それでも、単晶二つとクラスター様の岩の一部をお持ち帰りします、なかなか重いです。おじさんは100kgの岩を持ち帰ればいいのにとか言ってますが無視しときます。

2時過ぎまで堪能したでしょうか。なんとなく空の雲行きが怪しくなってきた感じがするので撤退します。で、さっきの気楽な道は登りできついはずなのに、だんだん暗くなる空と突然の稲光、みんなの足取りも軽くなります・・・じゃなくて急がないとまずいです。

40分で戻っちゃいましたね。わはは。戻って車に乗ったとたんどしゃ降りです。みんなの日ごろの行いがいいことの証明ですね。

だが、ガソリンはえんぷてぃ〜〜〜、麓のスタンドまでもつんだろうか?という最後の楽しみが残ってました。いえぃ!下りは上りと違ってすいすいです、なにせ8人も乗ってるから。途中祠があって目が合ったのか知り合いだったのか着いて来た憑いて来た??なんで歌を歌って欲しいんだろう?などという些細な出来事もありましたがアルカリ温泉でお膚もスベスベになったし楽しい一泊二日でしたね。

おっと、ガソリンですが無事麓のスタンドで満タン完了です。案内人のおじさん「いやあ、もつかどうかひやひやだったよ。

「なんで行きに入れなかったんですか?」「出発時には半分くらいあったからもつと思ったんだけど、8人も乗っての山登りはさすがに消費が激しいな。」 いや、最初からほとんど空だったし、問題が違うだろ。という突っ込みは保留しておきました。