鞍馬(1997.9.15)


 15日は鞍馬です。 前夜はなんだかんだで寝たのが午前3時過ぎ。 でも8時ぴったしに目覚めるわたしの体内目覚まし時計、もうすこし寝さしてくれ〜。 起きてしまった物はしょうがないし、一人だけ起きてるのもなんだし、階下で一人眠るこっしーに気を送る。 すぐに動き出して起きるこっしー、けっこう効くもんだ。 気功師さんに教わった方法だけど良く効くので便利ですよねえ。 が、しかし、なすBeeさんにはなかなか効かない・・・いくら送ってもびくともしない(汗)寝ながらバリアー張ってたりしてるのかも? 目覚めたなすBeeさん、今回も寒かったらしい、しかもいつのまにか扇風機まわってるし。 すんません、扇風機つけたのわたしです・・・でも、寝るとき暑かったでしょう?ね?ね?ね?

 hayさんのアジトを出発し、中百舌鳥駅でPALMさんとおちあい、次の亜樹子さんとの合流場所の淀屋橋へ、ここまではとっても順調。 落合う場所は京阪の地下鉄側の改札にはいったところというので、その一つ奥の改札から入ったわれわれ一行はいったんホームへ下りてさらに次の階段で改札に上がって待ったのだけど・・・ぜんぜん現れず・・・こっしーは遠隔で見始める・・・「ねてる、うん、これはぜったい寝てる」つうことで、時間もすでに30分過ぎたし行きましょう。 おお、都合よく特急が待っているのですんなり乗り込み発車。 亜樹子さんひょっとしてホームで瞑想してたりして、とLJさんが言う、そうだったら笑っちゃうよねえとみんながホームを見ると本人が・・・いる・・・じゃないよ〜・・・どーーすんの? 次の駅で降りて戻りましたね、特急だからちょっと長かったですけど。。。その一方でなんの心配もしてなかった当事者亜樹子さん。 うーん、少しは不安になって連絡しようとかしないの? でも、とにかく合流できて良かった良かった。 普段もシータ波で行動する亜樹子さん? 遠隔で調べても起きてるか寝てるか分からないことが判明・・か(笑)

 電車の中で周囲の気の変化を感じる面々。 が、亜樹子さんの隣にいるこっしーは亜樹子さんのエネルギーに阻まれよくわからないらしい。 しかも彼女の背もたれからはエネルギーがバリバリ出てるらしいし・・・ひとりじめしないように>こっしー。 京都の結界の境界、今回もよくわからなかった。 入ってしまえばあの上から押しつけるような感じはわかるんですけどねえ。 叡電に乗り換え、一路鞍馬へ。 前回もそうだったけどなんとか高校だったかなあ? そのあたりからいい気持ちの気が前方から流れてくるのが分かります。 いや、女子高生の気を感じてるわけじゃないからね>今つっこみ入れようとした人、鞍馬方向からの気ですからね。 今日は、高校の修学旅行かな? って、ちがうちがう。 鞍馬入り口の駐車場でサーバスさんと待ち合わせの約束。 亜樹子さんはすたすたと歩き出して行って先の方で、いないって合図送ってくるけど、駐車場って駅の側だし、サーバスさん今着いたみたいなんですけど・・・うーむ、さすが大坂人。

 みんな集まったし登る前に腹ごしらえですね、当然。 目の前にあった蕎麦屋に入って食事の注文。 メニューを見ていたなすBeeさんが冷やしあめをしらないというのでLJさんが注文する。 みんな一口飲んで顔を顰めてる。 まあね、確かにちょっと甘いけどね、でもなかなかいけるよ、これ。 なぜ、みんな飲めないのかなあ?

 参道登り始めてさっそくPALMさんがよろめいている・・・皆の頭に不安がよぎる。 登り始めてすぐのところにある由岐神社にまずお参りします。 ここは前回来たときの夜のほうが気持ちよかったです。 今回はパワー的にちょっと物足りなかったかな。 かえってその上の(下だったかな?)小さな滝場がなんかすごく気持ち良かったですねえ。 もう、ごうごうと気が出てる感じ。 でも、気楽士さんとこっしーはそうじゃなかったみたい。。。 本殿まで上がる途中、何度も柏手を打つ気楽士さん。 なにしてるのか聞いてみたら、神様に挨拶してるらしい。 柏手で挨拶するとスパッと道が開けるみたいだけど、なんか違うような気もする・・・・あの濃密さがいいと思うんだけど。 別に通せんぼなんかじゃないと思いますけどねえ。 濃密な場所を抜ければすっきりしてますしねえ。 単に結界の抜け方かもよ?

 長い参道を登り終え、本殿に上がると真上の空が丸く抜けて青空が・・・なすBeeさん30分お疲れさまでした(実は参道登ってる間、雲消しをしていたのでした)。 例の下界を見下ろす場所の石は今日も元気だ。 まるで火を焚いてるようにパワーが押し寄せてくる。 さて、順番に螺旋の場所で(正式な名前を知らない・・・)エネルギーを体感。。。わたしは左回りに捻じられましたが、各人各様に感じてた模様です。 でもなんとなく期待してた割りに弱いですよね。 やはりウエサク祭りにきてみたいですねえ。

 さてお次は、問題の地下へ・・・当然のように行っちゃいました。  ま、別段何事もなく・・・(たぶん)。 パワーは右側の尊天がいちばん感じました。 地下へは亜樹子さんが案内してくれたのですが、知ってる人がいないとちょっと気がつかない場所ですね。 他の人は順路はこっちって書いてあるよと言って別の方向へ行こうとしてるし・・・ 降りていくとほとんど真っ暗の闇。 でも凛とした静謐さが漂っていて、音をたてるのが憚れるところです。 だからみんな小声でしたねえ。 正面に立つと前方からエネルギーが流れてくるのがわかります。 わたしは右側の方からより強く受け取りましたが、みんなはどうだったんだろ? 右側は千手観音みたいですね、説明書きを読んでみると、愛を月輪の精霊−千手観音菩薩のお姿で現し・・・となっている。 愛よ愛。 そうかやっぱり。。。 実は鞍馬に入ってからハートのチャクラが熱いんですけどぉ?(笑)

 上に上がってみなが休んでるときに、横の光明心殿が呼んでるので見に行くと護摩壇がある。 奥に祀ってあるものはなにかわからないけど挨拶したらどーんと返ってきました。 おお、こりゃすごいってんで、気楽士さんも呼んでみたら飛び跳ねていた・・・うーん、飽きさせないお人だ。 その後、霊宝殿まで一気に登り一休み。 サーバスさんがエネルギーラインを教えてくれたので、皆でたしかめたしかめ。両手を広げて回転する奇妙な集団。 木の根道はおもしろい景観です。 昔、牛若丸が修行した場所らしい。 この辺の杉の木も気持ちいい。 ちょっと味見。 こんなところで走り回ったんじゃ身も軽くなるよね>牛若丸。 大杉権現はなぜか素通りしてしまう、道が二手に分かれてて別の道を通った我々は遠ざけられたのかもしれない・・・ま、そんなことは気にせずどんどん先へ行く。 亜樹子さんと気楽士さんはこの辺ではもうほとんど宙を飛んでるような浮かんでるような・・・両手を横に伸ばしふわふわと・・・そのまま、飛んで行っちゃってもぜんぜん驚きません、はい。 後ろではPALMさんが、こっちはまるで踊りながら、まさにパーフォーマンスやね、という感じで歩いてる。  周囲のあちこちのエネルギーに引かれまくっているようです。 崖の方にも引かれていく・・・うーん、一人で来てたらいったいどうなるんでしょう?というぐらい危ない。 人が少なくって良かった良かった。

 そんなこんなで不動堂に到着。 本殿にあったのと似た敷石、だけどこっちは渦巻いてる。 こっしーはこの上で踊り始める・・・とっても怪しすぎる。 本殿よりパワーは強いみたい。 下から吹き上げるエネルギーで脇の下まで熱くなる。 しっかり、PALMさんも踊ってる・・・その後に気楽士さんが乗ってみるとパワーがなくなってるそうな。。。でも、しばらくしたら、また復活してきたみたい。 どうしちゃったんでしょうねえ? お堂の腋でサーバスさんが手招きしてるので行ってみると別のエネルギースポットを発見している。 さすが、気脈を見つけるのが趣味とおっしゃるだけはありますねえ、すごい。 普通あんな隅っこにあるもの見過ごしちゃいますよ。 一方その横で、蜂の巣を発見して喜ぶ我々普通人。

 不動堂を過ぎて歩いていくとそこはもう奥の院が目の前。 先に着いてたこっしー・気楽士さん・亜樹子さんはベンチで寛いでいる。 と、突然百会から胸のチャクラまで熱いエネルギーが注ぎ込まれてきてびっくり。 な・何事??? 「ねえ、ねえ、ここすごくない?上からエネルギー降ってくるよ」って聞いても皆さんきょとんとしてる・・・おやあぁ〜? でも、好奇心旺盛な一同はさっそくそのスポットを探し始める。 このへん? いや、もうちょっと後ろかな?  ああ、そこそこ!気持ちいい・・・とか、知らない人が聞いたらちょっと・・・いや、かなり危ない会話が交わされる。 気楽士さんは、一気に足の先まで抜けたとか、亜樹子さんも、うん、クラウンチャクラがパーーッと開くわねって、そうか、百会つうよりクラウンチャクラって言うほうがなんかかっこいいなあ、こんどからそれにしよっと。 メモしとかなくっちゃ。 あれ、さっきまでいた一般観光客のカップルがすでにいない・・・避けられたかな? 当然のような気もする・・・が、ぜんぜん反省の色はない我々一行。

 さあ魔王殿でお参り。 パワーはあまり強くない。 サーバスさんが、こっちがすごいんだよって脇のちょっと薄暗いところで手招きしてる・・・・やっぱりあやしい、奥の石灰岩から麓へ向かうかなり強力なエネルギーラインだ。 体をそのラインに入れると気がびりびり流れる。 うっひょっひょですな、まったく。 面白いからすぐPALMさんを呼ぶ。。。。(略)。。。やはり面白かった。 そのラインのすぐ側の細い樹になにげに手を触れたら、熱い!、じゃないですか。 うおっ? なにこれ? つうことで、さっそくみんなで撫で回す。 おいしいね。 さすが奥の院、面白すぎ。

 ところで、帰りはどうするのでしょう? 荷物がサーバスさんの車に置いてあるし、大杉見てないし、戻りましょうか? でも、登りより下りのほうが良くない? 時間ももうないよねえ。 というわけで、一気に貴船口まで下る。 途中PALMさんはいろいろな方向から誘惑受けてたみたい・・・崖下からなにが呼ぶのだろう・・・? みんなから一人では来ないようにねって言われてたPALMさんが主役の鞍馬の一日でした。 楽しかったですねえ。 また行きましょうねえ。