諏訪大社、ウエサク、京都奈良オフ (2004.5.3−7)




● 2004年5月3日 諏訪大社

病み上がりだと言うのに今日からハードスケジュールの日程が組まれてしまってどうしましょ。しょっぱなは諏訪大社御柱祭りに日帰りです。人数が増えたため 車がもう一台必要とか言われても私も不安、猫又さんに頼もうと思ったふうちんさんではありましたが、寝不足のため不安ということでROKOさんに白羽の矢 が当たりました、痛くなかったでしょうか?(笑)それにつけても、ふうちんさんの後をついて行くのはつらそうでしたねえ・・・

8人で寝るとしょうしょうきつい…あまり眠れません。5時には起きて出発です。行きはスイスイとても快適だった。。。

最初に着いたのは下社の春宮。こっちはお祭りは来週ってことで人もまばらです。鳥居の写真撮ったら傾いてしまった・・・たぶん、まだ三半規管がまともでな いんだろう。そばにある浮島社が怪しくておもしろい。写真撮ったら瀧さんのそばに何か居るし。万治の石仏はちょっと近寄れなかったな。

次に秋宮。お祭りだ と神様もどっかいってることが多いらしい。秋宮は巫女さんいっぱい居るけど神様いらっしゃらないような感じでしたね、そしたら・・・においでだったそう な。そのせいか、みんなさっさと拝殿のお参りだけで帰っていく(^_^;)、私はいちおう奥まで見ないと気がすまないから一人で行く。ほらあ、御柱の穴が あるじゃないか。若宮もおもしろいじゃないですか。幣拝殿もいいじゃないですか。双眼鏡で見てる場合じゃないんだよ。

上社では里曳きの真っ最中。前宮なんか、人で埋まってる。ときどき放り投げられる木の皮に群がる人の手。道行く長〜い注連縄。山と積まれてるスクラップ自 動車。匂いに我慢できず買ってしまう牛タン串焼き。振舞い酒にいい気持ち。一の御柱が鳥居をくぐるのを見届けてさあ帰宅。まだ3時、渋滞前には帰れるねと 話してたのに、そうは問屋は卸してくれないのは誰のせい?わははのは。

めがね神隠し事件やら警察で親子漫才やら5つ葉クローバー探しやら大渋滞やら・・・東京着いたら翌日じゃん。




● 2004年5月4日 ウエサック

予報は嵐。だけど昨日の段階で、雨は夕方のお祭り開始時にはやむとなんとなく確信があったのでさほど心配もせず、雨具も折りたたみ傘だけにして出発。

朝さすがに起きれず新幹線で京都へ。1時ジャスト品川発ののぞみ91号。3時14分京都着。3時45分頃気楽士さんと連絡つけてみれば、現地集合だって?最初は京都駅で待ち合わせのはずだったのに・・・車組は、いろいろ迷って彷徨ってるらしい・・・

美奈ちゃんもちょうど京都駅に居たけど会えなかった。駅の待ち合わせを予定してたから地図確認してなかったし、なぜか京都の地図を持ってくるの忘れてる・・・京阪線の駅名を思い出せず、確か隣駅だよなあと探したら湖西線だと思って山科駅に行って戻ってまた行って地下鉄経由の京阪線だからえらく割高になってしまった。実は奈良線の東福寺だったのにねえ。さらに京阪電鉄山科駅では電車一本やり過ごし・・・どうやらスムーズに行ってはいけないらしい。

出町柳駅から5時45分の叡山電鉄鞍馬行き。鞍馬駅着いてすぐ気楽士さんに連絡入れたら、丁度着いた所だって。なんてうまいタイミングなんだろう、調整お見事。

本殿着いてすぐ雨はあがる。雨のせいか去年より人の数は少ない。が、そのぶんよりマニアックな人たちが集まってるようで、一部終わったあとや二部と三部の 間ではいろんなとこで怪しいことをしているグループばかり目に付きましたよ。一部終了後、ゆうさん・ちるまさん・ひらりんと合流。一部終了後と二部終了後に、ヒーリングしてもらう。気楽士さんは、流れはよくなってるんだけど・・・と言いながら、霊障でやられたのは私には無理だとか言って諦めが早すぎるんじゃないの?

二部はマントラと瞑想だけど40分間だったのね。三部は護摩、二時間立ちっぱなしはちょっとつらいね、足が棒になったと気楽士さんがうるさい。



● 2004年5月5日 京都の誘い

ウエサク終了は朝の5時、明るくなる空を見ながら下山。途中にある怪しいオブジェ・・・こんなの前からあったっけ?渦巻きうんちくん?どうにも危なそうだから、自分で見てみる前に(ほら、病み上がりだし)気楽士さんを呼ぶ「ほら、気楽士さん、これなんだろね?」期待に違わず、さっそくちょっかいを出す気楽士さん。「・・・・」無言で顔をしかめながら腕をさすってる。わははは。手を出さないでよかった(笑)。

いったん車に戻ってから貴船神社へ。ここから気楽士さんの怪しさ復活。本宮への参道では体は重くなるし、なかなかきびしいとこ。普通に戻ったと宣言してる気楽士さんはと見ればやっぱり歩みがおかしい。立ち入り禁止の札の立ってる怪しい社に呼ばれる気楽士さん。結社は優しい神木。とってもやさしいご神木があるよというと、おもむろに抱きつこうとする気楽士さん、怪しいって。奥宮から湧き出す気の流れは水だ、すばらしい。水はにがてとかいいながらも泳いでる気楽士さん・・・むちゃくちゃ怪しいって。

温泉はいりたかったけど、まだ開かないし眠れないと言うことなのでスーパー銭湯探しに市内へ。道すがらよさげな神社に寄りましょう。(笑)さて、京都来たならまずはずせない上賀茂神社、あいかわらず気持ちいいとこですね。この後食事しにロイホへ入り、店員さんにスーパー銭湯のありかを聞くも詳しくはわからず仕舞。ありそうだと言われた西大路四条を目指すことにして出発。ふと近くに船岡山があることに気づき早速急行する(笑)、ここは前々から京都の玄武ということで調査してみたかったところ、絶好の機会です。やはり巧妙に壊された模様。残された船岡妙見社が妙に怪しすぎる。。。

スーパー銭湯探してる内にふと呼ばれた春日神社。まったく知らなかったけど、平安の時代からの由緒正しい癒しの神社です。しかも石…。ちょっと停まって銭湯探すつもりで来たんだけど駐車場がないから道に停めておいて光ちゃんだけ残して境内入ったら、今まで人気のなかった社務所にすっと巫女さんが出てきて、「お車、中に停めていただいてよろしいですよ」と・・・なんで車で来たってわかったんだろう?これは縁ということで祈祷を受けて来ました。ところがなぜか気楽士さんはこの神社に入った瞬間狛犬に攻撃されて、右目が痛いなんて言ってましたが、あいかわらず狛犬との相性は改善されていない模様(笑)。



● 2004年5月5日−2 リベンジ松尾大社

いろいろ神社寄ってると寝る時間がなくなってきたのでスーパー銭湯はあきらめ神社巡りを続けることに決定する。そこで、松尾大社でリベンジしたいと提案する気楽士さん。大丈夫かな?普通の人に戻ってるから大丈夫と自信満々な気楽士さん、その根拠のない自信はどこから湧いてくるの?

なんだか松尾大社に近づくにつれ雲が多くなってくるのは気のせい?強い日差しが照りつけていたのに、到着すると日が翳って雲が出てるのは気のせいじゃないよね・・・入り口の鳥居では、止める間もなくまた拍手を打つ気楽士さん、だけど音がしないように手を打ってる気弱な気楽士さんである(笑)。この日は境内でフリーマッケトが開催されてたせいでしょう、さすがに雨はなしだよね。最初は恐る恐る入っていった気楽士さんだけどそのうちどうどうと怪しくなり始め、「ほら、今回はぜんぜん大丈夫だじゃないか、前回も私のせいじゃない。」とかぬかし始める懲りない気楽士さん、すると当然のように、最後の滝の社ではとうとう頭を押さえつけられたりしてリベンジ成功とは言いがたい(^○^)わははは。社務所に掲げてあった今月の標語「生気遠出」・・・に、一同爆笑。

最後は下賀茂神社に参拝して京都駅でお別れの気楽士さん、どこが普通の人やねん!メールで、「また普通の人に戻ります。」とか言ってきたけどナンセンスだよねえ。

今夜のお宿は、伏見大社の宿坊。門限は10時とちと厳しいけどもう眠くて眠くてしょうがない今ならなんにも文句はない。すぐ風呂に入って食事はどうすると言うときに受付に居たおじさんがいいとこあるよと紹介してくれたお店に行って見ると、若い女性二人組みの先客が。なんとこの人たちもウエサク帰り・・・



● 2004年5月6日 奈良へ

朝は伏見稲荷大社に参拝。千本鳥居は右から行くのか左から行くのか迷いますね。この鳥居、古いのから新しいのから順不同に並んでる、これって古くなって朽ち果てたら新しいのと入れ替えるのかな?

灯篭の頭部が持ち上げられるようになってる「おもかる石」。持ち上げてみて予想より軽かったらお願い事が叶うんだそうだ。最初からものすご〜く重い予想をして持ち上げても叶わないときは持ち上がらないんだろうか?・・・試したくはないな・・・。でも、なんで二つあるんだろう?二回チャレンジしてもいいのかな。だんだん重くなっていくとやだな。

さて、京都を後にして一路奈良へ向かいます。途中SAで食事して、一気に吉野へ行こうとしたんだけど、急に大神神社に呼ばれます。そうだよね、やっぱり最初に挨拶しなきゃあねえ。ということで、七色三輪そうめんとみむろを買い込んでしまいます。三輪でまったりしてしまったので吉野に行くには時間が足りないと言うことで、今日はこの辺を廻って、明日吉野にすることにします。で、どこにしようと考えたら浮かんできたのが鏡女王の墓。白い花がきれい。すぐそばには舒明天皇陵。次に石舞台。さすが龍道。すばらしく気持ちい場所。残念ながら着いたときは5時で閉門されてしまったけど高い場所から一望できる公園があってしばしまどろむ。夕日とか月明かりが似合う場所かも。さあ宿(五條市の国民宿舎)へとおもったんだけど、最後にとっても引かれる場所が地図上でおいでおいでしてる(^_^;)。天武・持統天皇陵。あ?道間違えちゃった?と思ったら目の前が駐車場だった。。。。もう笑うしかないっていう感じの不思議で魅惑的な気ですねえ。



● 2004年5月7日 吉野、脳天から金峯

五條から吉野川の南側の細い道を行きます。車が少なく細いけど快適。吉野の手前に着いたとき、脳天神社の看板を見つける道人君、そういえば二年前にも気にはなったけど結局行かなかった(行きたくなかった)ところだなあと思いつつ行き過ぎようとしたら知ってる道なのに道間違えて、結局脳天神社に行くことになってしまった、どうしてよ?

細い道をどんどんと山奥に向かいます。着いてみればこりゃあ怪しい。さすがのわたしもちょっと引き気味・・・写真も撮る気がおこらないほどだからそうとう なもんです(^_^;)、っていうか、あとから考えて、なんで写真とってないんだろう??撮ったと思ってたんだけど・・・

神社の脇から鳥居と長ーーーーい階段(455段らしい)があります、上にもあるんだ、だけど急だし長そうだしと躊躇してたら道人君はさっさと行ってしまっ たのでしかたなく上り始めたんですが、とてつもなく長く感じた階段。途中不動明王の剣とか役の行者とか通り過ぎ、、、あれ?ここはどこ?多宝塔って書いてあるけど?さらに進んでみると、なんとなく見覚えのある建物が・・・あれぇ??ここ、金峯山寺じゃん????

というわけで、金峯山寺の裏が脳天神社だったのです。いや、ここが第一目標だったけど、車どーするよ。またあそこ戻るのやだなあ。。。(結局戻りましたけどね)とにかく、着いちゃったからには参拝してと、前回気楽士さんがダメージ食らった場所も落ち着いてるしとしばし和んでいると、突然響き渡るほら貝の音色。すわ何事?時は11時。毎日の勤行のようです、受付に居た人がどうぞ上でご参加くださいって言うから40分ほどの行でしたがおまいりしておきました。 またあの長〜〜い階段道を行くのはいやだったけどしょうがないから戻ったのだけど、なんともあっけなく着いてしまって拍子抜け。たしかに下りではあるけど、行きのあの長さはなんだったのというぐらい差が激しかったのでした。

お次はやはり前回はいれなかった吉野水分神社です。三社が横一列に並ぶ形式でその真ん中やや左側から強くて濃い気の流れを感じます。拝殿はけっこうぼろぼろで痛みが激しいもよう。石段の間から顔を出すトカゲ君は元気そうです。われわれが中に居る間、ときどき覗く人とか修学旅行生のような声はすれども誰も中には入ってきませんでしたが、あんまり人気ないのかな?ここ。



● ふたたび宮滝


吉野水分じんじゃのそばにある名もない神社にふたたび参拝、前回は夜だったけど昼来ても不思議な神社。帰り道はやっぱり暑くなる・・・。次はどこ行こうかと考えてみる・・・(考え中)・・・長谷寺にしようと出発したけど、宮滝近くまで来て素通りはできません、川原でのんびりしてしまいます、今回は前回と違って川の南側、こっちのほうがいいかも。ぜひ夏場に来て泳ぎたい。

とつぜん前にのろいバス、そして重くなる車(あとで運転手曰く、とても車が重く感じたそうな・・・)ふと見ると岩がせりだしているけど神社です、しかし止まることなく行ってしまったけど、たぶんまた来るでしょう。ルートマップを見ていると気になる神社がちらほらと目に留まります(^_^;)。まず剣主神社、あっというまに反応し始める。白山神社、きちんとお祭りしてあるところらしく清潔で廩としたところ。弁天社の池の中に生息するイモリにしばし注目。水分神社、道人君が呼ばれたところ、踊ってる。道の駅で食事して、もう長谷寺無理だからこのまま帰ることにします、といいつつ最後の最後でIC直前の国津神社がお呼びです。帰りの高速ではちょっとあやしい雲が見えましたねえ。